花車

日常の雑事を発信

狐と狸 化かされるのは国民 恥を恥とも思わぬ国会の重鎮(?)

公職選挙法違反の罪に問われた元法相の河井克行被告の買収資金の出どころについて、
あろうことか、二階幹事長は私は知らん、だと。私は関与していない、だと。
 
1億五千万円ですよ。もとはといえば、その出どころは国民の血税ではないのですか。
 
よくもいけしゃあしゃあっと、とぼけられるもんだ。呆れてものが言えない。
彼をおいて他に誰がいる。いるとしたら責任者は安倍嘘つき前総理と能無し菅総理だ。
 
他に誰かいるはずだ、と責任転嫁。まさしく狐と狸。
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なに?この人達。

別の記者会見で二階幹事長は河合事件は「他山の石」だとも表現していた。
まったくもって呆れるほか無い。
 
日本語知ってるの、あんた。と問うてみたい。
 
例の橋本氏がテレビでこう喋っていた。
「この人(二階氏のこと)は国民のことなどどうでもいい。眼中にない。あるのは自民党のことだけ」らしい。
 
それだと納得する。言うことがその都度その都度、メチャクチャなのだ。支離滅裂。
彼の会見には決まって、その後ろに水戸黄門の助さん、格さんよろしく二三人の子分が付き添っている。
 
「もうこれ以上突っ込んで質問しないでくれ」、と記者にほざいていたのを観た。
 
自民党が牛耳る民主国家日本。底が割れかかっている民主国家日本。
ハイ、それまでよ。

62年前の喜劇映画・駅前シリーズを考える あるものねだり・ないものねだり 淋しい現実

今は昔、60年ほど前に流行った映画全盛期の作品で、”駅前シリーズ”というのがあった。
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調べてみると、この”駅前シリーズ”という作品は、1958年、と言うから今から62年前の第一作"駅前旅館”からはじまり、1969年の最後の作品”駅前桟橋”まで合計24本も続いたシリーズである。
多い年で年間3本の新作が上映されている。こんなに続いたシリーズものは日本の映画史上では初めてではないだろうか。
それらのシリーズに出演している俳優も多彩だ。
 
重鎮おり喜劇俳優おり、ほとんどのシリーズに出演している。ほとんどの方が鬼籍に入っているが、今、こんな俳優は残念ながら日本にはいないのではないか。
 
どの作品も昭和の日本ののんびりした良き時代を背景にした、庶民の生活を写しだしている。
 
出演している役者がその役になりきり、観ていてとにかく面白い。退屈もしない。自然体で演じているように見えるから不思議である。違和感を少しも感じない。
 
今、日本の映画でこんなにほのぼのとした作品はあるだろうか。
 
それより、当時のような名だたる俳優がいるだろうか。指を折っても折る人物が見当たらないのだ。
 
ある作家や評論家が、今の日本の小説や映画について、何かの対談で”どれをとっても東京の青山通りのような軽薄な作品ばかり””タイトルにやたらと横文字がつかわれ軽い感じがして重みがない”と評している。
 
ちょっと名の売れた俳優が、寸劇をやりながらCMに出ているのを見ると興ざめする。軽い俳優ばかりだ。
 
目を転じて時代劇を演じる俳優を探した。数人である。
 
あの名作”羅生門””椿三十郎””七人の侍””柳生一族の陰謀””切腹””用心棒””座頭市”etc。この映画に出演したような俳優は今、いない。
 
時代が時代だから仕方がないと言えばそれまでだが、これからはデジタル的な映画が流行るのであろう思う。

歩行スピード 寿命のバロメーター 秒速1.6mで平均寿命95歳以上 歩き方いろいろ


歩くスピードは、寿命のバロメータ
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大阪の人は東京の人より歩くスピードが早いとよく言われます。
 
それは、せっかちだからだそうです。みんな忙しいのです。のんびりしていたら後ろからまぁ蹴飛ばされます。
 
すべてにおいて、先を越されるのがいやなのかもしれません。
 
信号待ちのあいだでもじっとしていません。足踏みをして次の行動にすぐ移せるような準備をいているのです。
 
赤から青に変わる寸前、タイミングよく歩きはじめるのです。車も同じです。
やはり商売人の町の面目をたもったといったところです。
 
それに反して、京都のおっとりした人たちからみたら、まぁ、なんと下品なひとたちやおへんか。と言うかも。
 
老人の歩くスピードにもついていけません。負けず嫌いなんですね。
歩行スピードと健康寿命や長寿との関連性が世界的に注目されています。
海外の研究機関の発表によると、
65歳の男性においては秒速1.6m(時速5.76km) とかなり速めに歩いている人の平均寿命は95歳以上、
秒速0.8mの人は約80歳、秒速0.2mの人は約74歳と、
歩行速度によって想定余命が約20年も違ってくるのです(出典:JAMA305(1):50-8,2011)。
この統計からすると、大阪の人はさぞかし長寿なんですね。考えるに歩行スピードは秒速2mはあるのではないかと思ったりします。
   日本人には3種類の歩き方があると言われています。
    「引きずり歩き」農耕民族(田んぼ歩き)
    「内股歩き」着物文化(裾の乱れ)
    「なんば歩き」武士の存在(刀の脇差し)
   その3種類の歩き方は現在も脈々と日本人に根付いています。

住めば都 山紫水明の片田舎か 雑踏に埋まる大都会か 

住めば都という諺があります。
たしかにその通りだと思います。
どんな片田舎だろうが、ごみごみした雑踏の街で息苦しさにあえいで生活していようが、長年住めば自然とその場所に愛着がわこうというものです。
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コロナ禍で最近は地方へ移住しよとうとする人が多くなったとか。しかし、移住した先が”都”になるかどうかは疑わしい面もあるのも事実のようです。
Iターン、Uターンと形態はいろいろありますが、相当な決断がいると思います。
憧れの住みたい街ランキングという調査があります。以下の通りです。
キャプチャ住みたい街.PNG
10位は沖縄の那覇市です。
憧れの住みたい街は、どうやら大きな街が多いようです。
考えられるのはただひとつ、住むのに”便利”だからでしょうか。
買い物、交通、教育と生活する上で必要不可欠なものが全て手の届く所にあるからでしょう。
便利さは現代人にとってなくてならないものなのです。
そこには、環境、自然、人とのつながりがありません。生活至上です。
空気が爽やか、水が清い、緑に包まれた地方の街には魅力はないのでしょうか。
 

名画の迷画探し

もの忘れ予防にもなる「まちがい探し」

正しい.PNG誤り.PNG

正しい絵       間違った絵

ヨハネス・フェルメール(1632 - 1675) 「牛乳を注ぐ女」アムステルダム国立美術館(オランダ) 作製年:1660年

【ひとくちメモ】

オランダの代表的な画家。1650年代後半にフェルメールが油絵で描いた風俗画です。

描かれている女性は家事全般をこなすメイドで、硬くなったパンを砕いて牛乳で煮込もうとしている場面です。

この絵に使われている青色は、天然石ラピスラズリを原料に使った高価な絵の具で、

通称「フェルメールブルー」ともいわれています。

間違い指摘.PNG

                         経営情報サービス                             
   男の肌を。

「なにもしない」を職業にした男の豊かな人生 先見の明 それとも怠け者か

「“なんもしない”が、自分にはいちばん向いていた」
それで”おまんま”が食えりゃある意味幸せな生き方だと思う。これも人生、人さまざまである。
「レンタルなんもしない人」35歳(以下、レンタルさん)はそうつぶやく。

今の彼の生業は、“なんもしない”こと。本当に何もせずに、ただそこにいることを仕事にしているというのである。

肉体に鞭打ち、汗水たらして働くより、ただじっとしてさえいれば仕事になる。先見の明があったのか、単なる怠け者なのか、一概にに判断が尽きかねる。

家事代行、大工仕事、車の運転等々のいわゆる”なんでも屋”の一種である。

今、コロナ禍で世界中が大変なことになている。

日本でもその例に漏れず、感染者数は増えつづけ、入院もできずに自宅で命を絶たれる人が後をたたないのが現状だ。

巷では企業が相次いで倒産、もしくは赤字。昨年の完全失業者は191万人だとか。休業者に至っては597万人の多さである。飲食店の休業補償は雀の涙。雇い止めのシングルマザー。毎日の食事にもことかく窮状に差し伸べる手のなんと少ないことか。

”国民の安全と命を守る“毎度、毎度、壊れたテープレコードのよに同じ念仏を唱える偉いさん。

スレッド.PNG

1年前のこの日、“レンタルなんもしない人”は、ひとつのツイートから誕生する。

ツイッターのフォロワーは現在17万人超え。

当初はポツポツとこなしていた依頼も、今では断らざるをえないほど殺到しているとか。

「毎日2、3件、多いときは4件ぐらいの依頼をこなしている。この1年で1000件以上は『なんもしなかった』ですね」と話す

彼の”仕事の内容”
結婚式を眺めにきてほしいという依頼。事情により友達呼ぶの控えてたけど少しは誰かに見てもらいたい欲が出てきたとのこと」
「離婚届の提出に同行してほしいという依頼。一人だと寂しさがあるのと、少し変な記憶にしたいという思いもあるとのこと。
「自分に関わる裁判の傍聴席に座って欲しい」との依頼。民事裁判で、依頼者は被告側。初裁判の心細さというより、終わって一息つく時の話し相手が欲しいとの思いで依頼に至ったらしい」
「『引っ越しを見送ってほしい』との依頼。友達だとしんみりし過ぎてしまうため頼んだとのこと。元の部屋~東京駅だけの付き合いだったけど、いろいろ楽しい会話もあり、演技のない名残惜しさで見送れた」
「気の進まない婚活の作業を見守ってほしいとの依頼。唸り声を10分に一回くらいあげながら登録作業に勤しんでいた」
                         著書『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』(晶文社)より一部抜粋

おかしな話だが、レンタルさんの1日は「なんもしない予定」で埋まっているのだ。

「朝8時半ごろ家を出て、依頼者の指定する場所に行きます。日によって変動しますが、3つほどなんもしない依頼をこなして帰宅は夜10時前後。移動がやや大変だけど、基本的になんもしないし、仕事終わりに飲むビールのおいしさが初めてわかりました」

人間誰しも泥舟に乗って、大海原を流されているようなものである。いつなんどき、泥舟が沈没するかわからない不安を抱えて一人で生きているようなものでる。

ほんの些細なことでもいい、誰かが側にいて欲しい、見守っていて欲しい、話し相手になって欲しい。この”レンタルさん”は人間の弱い側面を感じとったのだと思う。率直なとこ、この人偉い。まるで哲学者だとおもう。

なんもしない……けれど、充実している。そして、なんもしないけれど、人々から必要とされている。

最初のうちは、なんとなく怠け者だなんて、少し、愚弄していたが・・・・。

そうじゃない、人間の心の深奥を追求した哲学者だろうと思う。

『なにもしない」を職業にした男の豊かな人生 先見の明 それとも怠け者か

「“なんもしない”が、自分にはいちばん向いていた」
それで”おまんま”が食えりゃある意味幸せな生き方だと思う。これも人生、人さまざまである。
「レンタルなんもしない人」35歳(以下、レンタルさん)はそうつぶやく。

今の彼の生業は、“なんもしない”こと。本当に何もせずに、ただそこにいることを仕事にしているというのである。

肉体に鞭打ち、汗水たらして働くより、ただじっとしてさえいれば仕事になる。先見の明があったのか、単なる怠け者なのか、一概にに判断が尽きかねる。

家事代行、大工仕事、車の運転等々のいわゆる”なんでも屋”の一種である。

今、コロナ禍で世界中が大変なことになている。

日本でもその例に漏れず、感染者数は増えつづけ、入院もできずに自宅で命を絶たれる人が後をたたないのが現状だ。

巷では企業が相次いで倒産、もしくは赤字。昨年の完全失業者は191万人だとか。休業者に至っては597万人の多さである。飲食店の休業補償は雀の涙。雇い止めのシングルマザー。毎日の食事にもことかく窮状に差し伸べる手のなんと少ないことか。

”国民の安全と命を守る“毎度、毎度、壊れたテープレコードのよに同じ念仏を唱える偉いさん。

スレッド.PNG

1年前のこの日、“レンタルなんもしない人”は、ひとつのツイートから誕生する。

ツイッターのフォロワーは現在17万人超え。

当初はポツポツとこなしていた依頼も、今では断らざるをえないほど殺到しているとか。

「毎日2、3件、多いときは4件ぐらいの依頼をこなしている。この1年で1000件以上は『なんもしなかった』ですね」と話す。

彼の”仕事の内容”
結婚式を眺めにきてほしいという依頼。事情により友達呼ぶの控えてたけど少しは誰かに見てもらいたい欲が出てきたとのこと」
「離婚届の提出に同行してほしいという依頼。一人だと寂しさがあるのと、少し変な記憶にしたいという思いもあるとのこと。
「自分に関わる裁判の傍聴席に座って欲しい」との依頼。民事裁判で、依頼者は被告側。初裁判の心細さというより、終わって一息つく時の話し相手が欲しいとの思いで依頼に至ったらしい」
「『引っ越しを見送ってほしい』との依頼。友達だとしんみりし過ぎてしまうため頼んだとのこと。元の部屋~東京駅だけの付き合いだったけど、いろいろ楽しい会話もあり、演技のない名残惜しさで見送れた」
「気の進まない婚活の作業を見守ってほしいとの依頼。唸り声を10分に一回くらいあげながら登録作業に勤しんでいた」
                         著書『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』(晶文社)より一部抜粋

おかしな話だが、レンタルさんの1日は「なんもしない予定」で埋まっているのだ。

「朝8時半ごろ家を出て、依頼者の指定する場所に行きます。日によって変動しますが、3つほどなんもしない依頼をこなして帰宅は夜10時前後。移動がやや大変だけど、基本的になんもしないし、仕事終わりに飲むビールのおいしさが初めてわかりました」

人間誰しも泥舟に乗って、大海原を流されているようなものである。いつなんどき、泥舟が沈没するかわからない不安を抱えて一人で生きているようなものでる。

ほんの些細なことでもいい、誰かが側にいて欲しい、見守っていて欲しい、話し相手になって欲しい。この”レンタルさん”は人間の弱い側面を感じとったのだと思う。率直なとこ、この人偉い。まるで哲学者だとおもう。

なんもしない……けれど、充実している。そして、なんもしないけれど、人々から必要とされている。

最初のうちは、なんとなく怠け者だなんて、少し、愚弄していたが・・・・。

そうじゃない、人間の心の深奥を追求した哲学者だろうと思う。